ベロドロームこけら落とし全日本自転車競技選手権大会

伊豆サイクルスポーツセンターに　国内初の250m板張り走路の屋内自転車競技場「伊豆ベロドローム」が10月1日完成いたしました。　こけら落とし大会として全日本自転車競技選手権大会が開催されました。


バンクは45度でここ自転車で走れないって、思っちゃいます。垂直に見えますが写真では伝わらないです。



今まで国内のトラック選手は海外と同じ練習環境が無い状態でしたがコレでトラックの練習が出来るようになります。オリンピック強化選手の練習の一助となり少しでも競争力のある選手の育成に繋がればと思います。私も、微力ながら建設にあたり寄付をいたしました。　ここから世界に通用する選手が育つことを望みます。今回の競技は招待と言うことでサイクルスポーツセンターへ行ってきました。
寄付をすると壁に名前が刻まれます。世界で戦える選手がここで育つことを望みます。

私の横にはどこかのチームの監督？？テレビで見たことのある顔！！？


前を見ると中野浩一さんと橋本聖子さん(@_@)


スプリントやケイリンは皆さんご存じだと思いますが　今日見た中で面白かった競技がマディソンです。
ポイントレース形式なのですが　見どころはマディソン・チェンジオーバーといわれる2人の連係プレーです。100周25kmで競われ、2人1組のチームで走ります。先行しているAがBを追い越すときに合図をして、Aが手でBを引っ張り、押し出します　その勢いでBはトップスピードになりAは押し出した勢いで急減速します。Aは速度を落として休みます、BがAに追いつくとき、今度はBがAを引っ張り押し出します。　トラックレーサーでバンクを走りながら片手を離して、思いっきり引っ張る(引っ張られる)　なんて凄すぎます(@_@)　コレを交互に繰り返し25kmを走ります。



ベロドロームはシベリア松製の木製走路のため狂いが出ないように空調は湿度管理されています。そのため今日は蒸し暑い気候ですが中は快適です。
今年の3月に建設中のベロドロームの見学会にも行っています。この時は完成するまでホームページやブログ等での写真発表禁止とのことでしたが　もうオープンしたので掲載しても良いですね。



また、今日はパラサイクリングのエキシビションも行われていました。1kmTTですが走っているのは障害を持っている人です。たとえば事故で握力が無い人、下肢に障害のある人、目の不自由な方。


　この方は両方の膝から下が義足の方です。これで1kmTT 1分15秒でした。　

このタンデムは後ろの方がブラインドだそうです。　自転車競技は体に不自由があっても乗れるのだと強く思いました。　私のように鎖骨骨折程度でブーブー言っていてはダメですね！！


感動的だったのは板張り走路のバンクを走るときの音　ゴゴー！　フロントはほとんどマビックのイオ、リアはマビックのコメットトラックかカンパギブリ、アラヤも少々　ホイルはディスクの音が官能的に板張りバンクで響いて　素晴らしい！　ずっと聞いていたいです。
私も自分のアンカーピストで板張り走路走ってみたい
いろいろ感動の「伊豆ベロドローム」Velodromeでした。

タグ：橋本聖子 全日本自転車競技選手権大会 中野浩一 ベロドローム

コメント 2

こんにちは。
僕が昨年行ったときには屋根をかけてました。
中はこんなになってたんですね！
by イシム (2011-10-18 13:02) 

建設中も内覧会で覗いたし、こけら落としも行ったし　一足お先にベロドローム見てきましたよ！！(^_^)b
中は空調が良く快適でした。　木製走路も最高のコンディションだし、そのため今回は日本記録連発でした。

ロードもMTBも良いけどトラックも良いな～と思えた一日でした。
by goldland (2011-10-18 23:20)